肉の消費が食糧を減らす?

 

 

 

新興国などが、今まで、野菜や穀物を食べていたのが、生活レベルが上がると、変わって来たりすることがあります。

 

それは、肉の消費が、増えるというものです。

 

例えば中国は1984年と、2004年を比べると、肉の消費は3倍になっています。

 

肉を消費するというのは、肉にするための家畜を増やすことになります。

 

必然的に、その飼料の餌に使われる穀物が消費されることになります。

 

 

 

牛肉1キロを生産するのに、必要な飼料はとうもろこしで比べると11キロ。

 

また、豚肉なら、7キロ。

 

鶏肉なら、4キロと言われることがあります。

 

 

 

また、、大げさな計算で間違いもあるかもしれませんが、1このハンバーグを作るのに、必要なおにぎりの数は、65個も必要であると言う人もいます。

 

 

 

肉の消費をする国があるため、穀物を飼料にするため、本来足りている食糧が貧しい国でたりなくなったりすることがあるわけです。

 

 

 

このようなことをなくそうと、菜食主義を唱える人もいます。

 

先進国では、食べ過ぎによる健康状態の悪化が多く見られます。

 

その点からも、肉を食べるのを減らして、野菜を食べると一石二鳥であると言われることもあります。

 

 

 

しかし、もっと本質的なことを考えれば、まず、貧しくて、食糧の足りない国から、食糧を輸出させてしまえる、世界の法律を変えるべきであると言えます。

 

そうしなければ、いくら、菜食をしても、輸出してしまった、食糧はもどらないからです。

 

ただ、それを無くす第一歩として、肉を食べるのを少なくする運動などで、意識を高めることは、意味があることであると思っています。