世界の食料需給の二つの問題

 

 

 

世界の食料需給には、二つの問題があります。

 

 

 

一つは、未来の問題なのですが、これは、修正していけば、解決できると、私は考えているのですが、知っておいたほうがいいので、ここでお話しておきます。

 

 

 

一つ目は、現在は、食料の供給の量が必要な量を上回っています。

 

しかし、人口一人あたりの耕地面積が、減り、単位当たりの収穫量は伸びる速さはそれほど早くありません。

 

 

 

このまま、人口が増えていくと、食料生産の伸びが追いつかず、2050年に人口が国連の予想の93億人になると、食料の絶対量が不足すると推定されます。

 

 

 

2つ目は、食料の分配の不平等です。

 

現在は、地球全体での人類の食料は足りています。

 

しかし、貧しい国から、食料の輸出などがったり、色々な問題があるために、9億人の人が飢餓に苦しんでいます。

 

 

 

この2つ目の問題は、食料の足りている国にも問題を残しています。

 

 

 

二つの問題があると言いましたが、もう一つ贅沢な問題があります。

 

3つめの問題とも言えるのでお話しておきます。

 

それは、食料の足りている国でも、10人に1人は、肥満などの、食べ過ぎになっているということです。

 

これは、食料の足りている国でも、貧困層の方が多くなりやすいという傾向があります。

 

 

 

低価格で、高カロリーの食べ物、つまりファーストフードなどを食べる習慣により、このような状況になっている場合が多いのです。

 

これは、健康に対する知識の不足からも来ているというのもあります。

 

 

 

このような、不平等や、食べ物の問題についての意識を高めて、解決しようという気持ちを持つことがまず、大切だと思います。