食料危機の2種類

 

世界の食料問題

 

 

 

今回の話は、食料危機の話です。

 

日本は、今のところ、裕福な国ということになっていますが、もし、貧しい状態になると、今の世界の法律によると、あなたの家の食卓からも、たべものが消えるということが起こりうるという話をします。

 

 

 

まず、それを理解するために、基礎知識からお話します。

 

 

 

食料の不足に関する2種類の食料危機の話。

 

 

 

世界の食料の不足原因になるものは、2種類あるといわれています。

 

 

 

1、絶対的不足

 

2、相対的不足

 

 

 

1の絶対的不足とは、人口が増加することにより、必要な食料が地球上の人口の増加にともない、足りなくなるということです。

 

現在、地球上では、この絶対的不足は起こっていません。

 

 

 

2相対的不足とは、

 

 

 

相対的不足とは、国際的な食料の価格の高騰によって、貧しい国の経済状態が良くないため、食料が貧しい国で足りなくなることを指します。

 

 

 

昔は、地球上で、それほど、グローバルに貿易が行われていなかったため、どこかで、不作が起これば、その地域が飢饉に見舞われました。

 

ところが、現代は、貿易が地球規模で行われるため、どこかの地域で、不作が起こっても、その地域が豊かな国であれば、輸入すれば、済むことなので、そこでは、飢饉はおこりません。

 

 

 

しかし、貧しい国は食料を輸出することになり、その国で食料が不足するということが起こってしまいます。

 

 

 

たとえば、1972年にアメリカでは、大豆が不作、オーストラリアでは小麦と米、旧ソ連では小麦と大豆が、同時に不作が起こりました。

 

この時は、旧ソ連がアメリカから、小麦を大量に輸入しました。

 

これによって、食料の価格が世界的の高騰しました。

 

その結果、アフリカや、インドなどの貧しい国で食料が足りなくなるという状態が起こってしまいました。

 

 

 

これは、人の命に関わる食料に関しても、貿易が自由に行われることから起こる結果です。

 

 

 

まとめると、

 

日本は、今のところ、裕福な国ということになっていますが、もし、貧しい状態になると、今の世界の法律によると、あなたの家の食卓からも、たべものが消えるということが起こりうるのです。

 

 

 

食料の危機は、他人事とは考えないで、自分のこととして、考え、世界の食料の命を顧みないルールにみんなが気がついて、改正していく意識を持つことが大切だということです。